TEL:0120-007-117
成長過程にある方・免疫不全や、1型糖尿病の方・ホルモン療法や、放射線治療を受けている方。これらの方々は、治療を行うことが出来ません。
口腔内の状態が悪い(清掃状態が悪い、歯周病、歯槽骨の骨量が足りない)方・喫煙者・骨粗鬆症の方・2型糖尿病の方。これらの方々は、そのままでは治療を行えませんが、生活習慣の改善や治療を受けることで治療を行うことが出来ます。
まずは診査をして、口腔内だけでなく身体全体の状態を把握することがインプラント治療の第一歩です。まずは歯科医師にご相談下さい。
インプラント治療が制限される場合 | インプラント治療が適応できない場合 |
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・全身疾患のある方 ・糖尿病・高血圧の方の場合は状態が 良好にたもたれている方のみ ・顎の骨が少ない方 ・骨粗鬆症の方 ・妊娠中の女性 ・他の歯根に感染症のある方 ・歯周病の方 ・歯ぎしりの強い人(治療が必要です) |
・チタンにアレルギーがある方 ・手入れが充分に出来ない方 ・定期的に検診にこられない方 ・医師との協調が得られない、精神的に問題のある方 ・薬物・アルコール依存症の方 ・顎の成長中の方(概ね16歳以下) ・両親の同意が得られない方(未成年) ・全身的な問題から、外科手術に耐えられない方 ・喫煙量の多い方 ・血液疾患のある方 ・相対する歯との間に充分な隙間のない方 |
・高齢者のインプラント
80歳を超える高齢者の治療例も多数報告されております。当医院でも70代後半の方もインプラント治療を受け、入れ歯では味合うことのなかった快適さを再び手に入れたようです。高齢者の方でも全身状態が良好であれば充分にインプラントをしていただくことは可能なのです。ただ、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯槽膿漏にはなりますので、充分なお手入れが必要になります。
・若年層のインプラント
若くして歯を失ってしまったことは非常に残念ですが、インプラントによってかつての口腔機能を取り戻すことは充分可能です。交通事故・虫歯・スポーツ事故・先天性欠損などの理由で歯を失うことは多々あります。インプラント治療は顎の骨が成長段階にある場合は適応できませんが、成長が終わった後には可能です。顎の成長は個々によりことなりますので何歳以上とは言えませんが、概ね16歳くらいでしょう。当医院でも事故・先天性欠損が理由で手術を受けられた高校生もおります。未成年の方の場合は保護者の方の同意が必要となります。
術中
インプラントの手術中は、静脈内鎮静法、局所麻酔の二つの麻酔を使用して無痛に近い状態で手術をおこないます。静脈内鎮静法とは静脈血管より点滴でラインを確保し、麻酔液を入れることでリラックスした状態になります。(個人差があり寝てしまう方もいます。)この麻酔法の使用により痛みや恐怖感がなくインプラント手術を受けていただけます。この麻酔と併用して局所麻酔(一般の歯科治療で使用する注射)で術中の痛みをコントロールします。
当医院では血圧計及び心電図などを用いて患者様の全身状態を管理をしてて手術を受けて頂けます。
術後
インプラントの手術後には抜歯後にでるような痛みがでますが、痛み止めの薬を処方しますので痛みの問題はあまり心配しなくても良いと思います。ただ痛みは個々の患者様により個人差がありますので、全く痛みがない方や多少気になってしまう方もいらっしゃいます。当医院で処方している薬で痛みのコントロールは充分ですので特別心配される必要はありません。
※夜間や休診日(緊急時の対応)
当医院では手術後の様々な質問(痛みや心配事など・・)にも常に対応しております。手術後には当医院のスタッフよりご自宅にお電話を入れさせて頂き、手術後の状態を確認させて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
さらにさまざまな検査や虫歯・歯周病・噛み合わせの治療などがあれば、その治療などの期間も加えると長くなる場合もあります。平均的には4~12ヵ月ほどです。
治療に際して解剖学的理由などで、手術が困難だったり、手術の安全性に問題がある場合には、その旨主治医から説明があります。
そのために、インプラント自体に問題がなくても、インプラントを抜かなくてはならないこともあります。そうならないためにも、毎日のホームケアと歯科医院でのチェックが重要です。
またインプラントの上に取り付けた人工の歯は、構造上ある程度の寿命がありますので、調整や補修・作り替えが必要な場合があります。